忘れていいけど、忘れない

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  ゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。..。.:*・゚ 左右に開かれた シャツの真ん中に、 TAKUMIは顔を埋めた。 ブラの中に差し入れられた手は 簡単にあたしの胸を取り出し、 彼はそのまま敏感な部分を口に含む。 「TAKUMIさ……、あっ」 思わず身体を折って、 TAKUMIのしっかりとした 黒髪を掴んだ。 あたしの手は綺麗に手入れされた TAKUMIの髪をするりと滑って、 うなじを撫でるように縋ってしまう。 ぬる……とあったかくて やわらかい舌が、 ぐるぐるとあたしの かたち通りに舐っていく。 .
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