第1章

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「くそおおおおおおおおおおお!!これはいったいなんだってんだ!」 どこかにある森で一人のまだ幼さののこる顔つきの少年が叫びをあげる。 「どうゆうことだ!?」 おれはさっきまで学校帰りにコンビニによって家に帰ろうと歩いていたはずだそれがなんでこんな樹海みたいな森のなかにいる。 どうしよう……とりあえずさんざん泣きわめいたから落ち着いてきた。 よしっまずは今自分がすべきことを考えようまずだいいちにここはどこだ?いやわからないからこまっているんだ。 自分の持ち物は?こぜにと携帯とさっきコンビニで買った肉まん3つ……これだけか。 んっ?まてよ!携帯があるじゃないか! ……はい駄目です圏外でした。 まぁそうだよなこんな森の中だもんな。マジでどこなのここ!?携帯も圏外になるなんて俺の住んでいた町で圏外になる場所なんてまずないといっていいだろう。 「はあ……さっきから変な鳴き声もするし……ほんとどうしよう」 「とりあえずここにいてもどうにもならないよな。適当に歩いてみるか」 しばらく歩いてみて気づいたことがある生えている木や草が全て見たことがないのだ。黒い葉っぱの木なんて聞いたこともない。 「……いや……まさかな」 ある考えが浮かぶがありえないだろうとその考えを振り払う。 「もしこの考えがあっているなかなりやばい」 三時間後― いくら歩いても道路すらみつからない……あー疲れた。 5時間後ー もうムリだ!疲れた!歩けない! 途中何回かこけて全身痛いし何より腹が減った!てかなんでまだ明るいんだよとっくに夜になってるはずだろ。 「おかしすぎる」 おかしいのは今に始まったことじゃないがさすがにここまで来ると夢じゃないのかとおもえてくる転んだら痛かったので夢ではないと思うが。 「まぁ飯でも食うか……」 肉まんは3つあるが1つだけ食べることにした。 いつここからでられるかわからない以上ここで全て食べるのは得策ではない。 「あー全然食った気がしない」 まだ腹は満たされていないがとりあえず歩くのを再開する。 ぐちゃ ん?ぐちゃ? 音がしたほうを恐る恐る振り返る……なんかいた。 えっ?
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