20年後の約束

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「龍二おはよう!」 「おうおはよう!」 会社で顔を合わせた彼女はいつもと同じ感じでよく分からなかったが何かホッとした。 あんだけ普通なら別れる事を話してくる事はないだろう。 そう思っていた。 昼休み、僕は森本と矢野にまた話をした。 彼氏の待ち伏せの話、離婚の事を彼女にしようと思っている事、指輪の事などを話した。 2人とももうここまできたら驚いたりもなく、僕がやりたいようにやったらいいと言っていた。 そして何かあったら力になるとまた言ってくれた。 それが本当に心強かった。 2人には本当に感謝している。 そして仕事が終わり、いつもどうり彼女とコンビニで待ち合わせをした。
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