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ただこう毎日会っていると、逆に彼女が彼氏にバレてないのか気になった。
腕枕で抱かれながら目を覚ました彼女に聞いてみた。
「毎日こうやって俺とおるけど彼氏にバレてないんか？」
「バレてないよ？ただ龍二に言っておかないとダメな事がある。」
「なに？」
「私と彼氏、携帯のGPSでお互いにどこにいるか分かるようになってるの…
だからホテル行くときはGPS切ったりしてる。」
「マジか！でもGPS切ってたら何で切ってるんか彼氏に聞かれへんの？」
「１回だけ聞かれた。でもちゃんと誤魔化してるからバレてないよ。
龍二は心配しなくて大丈夫?」
「ならいいんやけど…
ちょっと心配になったからさ。」
正直どんな彼氏やねんって思った。
でも僕には彼氏から引き離す資格も、つもりもなかった。
このままの関係でいいとこの時は思っていた。
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