彼氏の変化

4/12
前へ
/212ページ
次へ
「私を信じてね… ちょっとLINEブロックするね。 また私から連絡するから信じて待ってて…」 僕には何が起きてるかは分からなかったがある程度の予想はついた。 今時間は午後11時を回ったところ… そんな時間にLINEをブロックしなければいけない理由は… 彼氏がきたに違いない。 ただ彼女からLINEが送信された時間が僕を不安にさせた。 その時間は僕が帰る時、外まで見送ってくれた彼女とキスをして時計を確認した10分後くらいだった。 僕は想像力を働かせ、可能性を考えてみた。 「まさか、奴は見張っていたのか。 またGPSかよ… でも真由美は俺と会う時GPSを切っている。 てことは、ずっと待ち伏せしてたのか… GPSを切る事が逆に2人でいるって疑われるって簡単な事に俺は気付かなかったんやな…」 他にも色々考えてみたがどれもそれらしくなる為、とにかく僕は待つしかなかった。 僕は心配で仕方なかったが連絡がくるまで耐えた。 そして今午前4時前… 彼女からLINEがきた…
/212ページ

最初のコメントを投稿しよう!

358人が本棚に入れています
本棚に追加