妻の気持ちと彼女の気持ち

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「龍二、ちょっと話そう?」 僕はリビングのテーブルの前に座らされ、妻の話を聞いた。 「色々考えてたんやけど、離婚しよか…」 「えっ?いきなりなんで…」 「あなたが前に言ってた子と関係がまだ続いてるかは分からない。 でもまだ好きやろ? 私はあなたの妻だから何となく分かる。」 僕は妻にたくさんの嘘を今までについたが何故か否定できなかった。 「やっぱり… その子もまだあなたの事が好きなの?」 「好きとは言ってくれてる。 でも離婚してほしくないって…」 僕は妻に正直に全て話してしまった。
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