終わりに向けてのスタート

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「もしもし龍二…」 「もしもし?こんな時間にどした?」 「あの後彼氏に捕まって色々聞かれて疲れた… それで寝れなくて龍二の声が聞きたくなって。」 彼女はあの後、彼氏に捕まり、仕事終わってるのに連絡がない事とGPSを切っていた事を2時間に渡って責められたらしい。 不幸中の幸いか、僕が一緒にいた事は知らないようだったそうだ。 でも彼氏にまた疑われて、今度は会社に乗り込むとか何とか言っていたらしい。 こんなんで別れたら確実に彼氏は壊れると思ったので彼女に別れるのに時間をかけるようにと話した。 そして朝を迎え、会社に行った。
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