3人が本棚に入れています
本棚に追加
ザザラ、フォックス(翔太のこと)も異変を感じ、気づいた時にはある場所へ転送されていた。
大きな広場だろうか?辺りには同じく転送されてきたプレイヤー達が無数にいた。
ザザラ「何かのイベントか?」
フォックスにもわからなかった。
すると空に大きな画面が現れ、一人の男が現れる。
ザザラ「あいつは…」
フォックス「ああ。このゲームの生みの親、チャールズ オコナーだ」
オコナーはすうっと息を吸い込むと話し出した。
オコナー「やあ諸君。TEOに参加いただき誠に感謝するよ。ゲームは楽しんでくれてるかな?」
プレイヤーはイエー!!という声を上げるが、フォックスには不安に見えて仕方がなかった。
フォックス(ゲームに開発者が顔を出すなんてことは有り得ない。実際にプレイするならまだしも…)
オコナー「君達は本当に幸運な30億人で本当に不運な30億人だよ」
フォックスは途端に寒気を感じ、オプションメニューを開く。するとログアウトボタンが消えていることに気づいた。
フォックス「クソ…」
辺りがざわつき始め、中には泣き出す人も現れた。
オコナー「さあゲームを始めようか」
最初のコメントを投稿しよう!