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男「なっ…こいつ…」
典型的な悪ぶる男だった。この手のゲームでは自分から進んで悪役を演じる者も少なくないのだ。
そして、おそらく男の仲間であろう店にいた仲間達も立ち上がった。人数は全部で四人。そのまま翔太は店の外に連れて行かれた。
外に連れて行かれると野次馬が集まってくる。そんなことも気にせず翔太は拳を構える。すると、
男達「ハッハッハッハ!!」
大きな笑い声が聞こえてきた。そのまま男は鞘から刀を抜く。
男「だからやめておけって言ったんだよ。兄ちゃん」
男は躊躇なく刀を振り下ろす。間一髪で翔太はかわした。
翔太「くそ…」
だからと言って逃げ出すわけにはいかない。自分で売ったケンカだし、ここで逃げればTEO中に負け犬の名で呼ばれるだろう。
その時だった。翔太の目の前に一本の刀が投げられた。みる限り日本刀の刀は迎えの武器屋から投げられた物だった。
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