第1章

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ある日一匹のとても美しい蝶々がお花畑の入り口付近を飛んでいた。 そしてそのまま、お花畑を離れてしまいひらひらと、山の中を飛んでいる。 その美しい蝶々を見つめる目があった。 それは、その山の中に入ってきていた若者だった。 その若者は、蝶々を見ると引き寄せられるように蝶々について行くのだった。 その若者は、たまたま、山にイノシシを狩りに来ていたのだった。 それが、山奥へと来すぎてしまい、引き返そうと思っていた時に目の前に今ま で見たことのないとても美しい蝶々が飛んでいるのが見えた。 若者は蝶々のあまりの美しさに目を奪われてしまった。 薄い紫色や黄色青色など虹色をしている蝶々はまるで若者を誘う様に飛んでいる。 若者はその美しい蝶々に魅せられてしまい、その後を追いかけていく。 しかし、蝶々をあと少しで捕まえられると、言う所で見失ってしまった。 若者は必死になって蝶々を探し回った。日が暮れると言うのに若者は蝶々を探し 回った。しかし、蝶々は見つけられなかった。
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