第一章

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ガチャ… 「寒いと思ったら雪かよ! (これじゃーポストに入れるまで濡れちゃうなぁ)」 ガッチャン、パタパタ 5分後 「(給湯室のラップで防水予防したけど大丈夫かなぁ)」 ガチャ 「さっぶ!」 両手をコートのポケットにつこみ急ぎ足で駅にあるポストへ急ぐ 「(頼まれたことも終わったし帰るか!)」 と歩き出すと鞄がないことに気づき走り出す… 「(そうだ!給湯室に…あ~クソ)」 ドン! 待ち合わせいていたであろう人にぶつかってしまい雪で濡れた床に倒してしまった 「ごめんなさい!大丈夫ですか?」 だが倒れた男は無言で立ち上がり外に行ってしまった… 彩暉も鞄を取りに会社に戻る途中振り返るとさっきの男が外の壁を背に雪降る空を見上げていた 「(あんな薄着で寒くないのか?)」
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