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「本当に、良いのですか……?」
保健室のベットの上。
夕日の色がシーツに映っている。
生徒達の部活をしている声が遠く聞こえてくる放課後
ベットの上に2つの影があった
銀髪が特徴的な病弱そうな男が上半身裸の青年に跨がれている
枕に銀色をした髪の毛が広がった
「うん…いいよ」
色素の薄い唇から流れる言葉は青年の理性を崩していく
開いた口から真っ赤な舌を覗かせた
「しかし……」
「欲しいの、副会長が」
副会長と呼ばれた黒髪の涙ほくろが特徴的な青年は戸惑っていた
瞳の中にはふつふつと熱い期待が
込められていた
「時雨」
銀髪の少年の名前を呼んだ副会は喉を鳴らした。
ほとんど砕けた理性を拾い集めたが、
「誉さん……シて?」
その一言で散った
「……ッ!」
「う、わっ!」
まだ着ていた1枚のワイシャツを副会長は急性な手つきで脱がせた。
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