プレゼント

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有紗は悠真の誕生日プレゼントを何にするかお店を回っていた 「いらっしゃいませ」 有紗は名刺入れを見る すると有紗のことを知るオーナーがやってきた 「婚約者の方にですか?」 ここのお店は湊もよく使う店で上品な物が多いため来たのだった 「オーナーにもわかりました?」 「はい。湊さまが話しておられましたので」 「そう」 でも有紗はピンとこないのだ 他の棚も見るがこれといった物がない するとオーナーは有紗にある物を見せた 「こちらはいかがですか?最近入ってまだ店には出していないのですが…」 それは、悠真が気に入りそうな本革の名刺入れである 「素敵」 色も悠真に合う色で、なおかつ部長への昇進祝いにもいい 有紗は買おうと決めた時、色違いを出してきた 「有紗さまもお揃いでいかがですか?」 確かに綺麗な赤の名刺入れ欲しいけど、今回のメインは悠真の誕生日プレゼントである
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