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それを聞いて有紗はこんな楽しい仕事があるんだと改めて思った。前まで受付嬢をしていたけど、受付は取引先との連絡係だからこんなプロジェクトとか存在しない
｢皆さんの考えをまとめてみたんですけど…｣
すぐに梓がまとめるのも凄かった
｢おっ、いいじゃん｣
｢でもさ、健。そのデザインともう1つ作らない？例えば、このZEUSのロゴをかっこよくするとか？｣
奏の考えでロゴを変えてみた
｢さっきのよりこっちの方がいい｣
涼太や裕貴が言うのでこのデザインに決まった
そしてスマホケースである
｢勝手に考えたことなんですけど｣
梓がデザインを持ってきた
｢なんか凄いなー。このスマホケースとは別に俺はここに男女が手を繋いでいるスマホケースも作りたい｣
快斗がそう言うとみんなも賛同する
｢二種類作っていいですよね。社長｣
｢あぁ…｣
｢なら決まり。なんかモデルになりそうな手はないかな…｣
快斗がそう言ってここにいる全ての男性の手を見始める
｢俺のイメージしている手は堂本さんか、リーダーかなー｣
｢女性は？｣
｢マネージャー？｣
｢有紗かなー｣
｢何でよ｣
｢有紗が二日酔いでここに来たから｣
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