遷都1700年に舞う花火
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どこまでも伸びていく光のラインは、止まることを知らないで。 その辿った道筋は、いつまでも強く輝き続ける。 圧巻の夜空。 言葉を失う観客たち。 「……奈都。」 囁くように名を呼んで、愛しいあいつに目を向ける。 俺の作った太陽が、あいつの顔を照らし出す。 揺れる瞳から流れ落ちる、光の筋。 奈都は泣いていた。 初めて俺たちがNeo花火に出会った、あの夜のように。
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