第1章

2/2
前へ
/2ページ
次へ
 僕は鏡を見た。うん。いつもの僕だ。 そして僕は鏡に拳をぶつけた。 「くそ……相変わらず不細工だ。」 こうして僕の1日が今日も始まる。 まずは僕の話をしようと思う。 やっぱり何事も自己紹介が大事だからね。 僕ってこう見えて結構気配りできる人だからさ。 気配りできても彼女はできない。つってね。ハハハ。 僕の名前は池田佑樹。19の大学1年生だ。 大学受験を頑張ったおかげで巷で有名なレベルの高い大学に入学することができた。 そして身長は182cm。結構良いスペックだと思わない? だけどね、残念。顔がね、良くないんだよね。 本当ね。これは想定外。 なんかね。顎の主張激しいなぁ~って顔してるんだよね。 顎だけスクスク成長しました。つってね。 え?彼女いない歴? ……年齢ですけど?
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加