激おこぷんぷん丸の羅馬忍法帖

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激おこぷんぷん丸の羅馬忍法帖

昭和十八年九月枢軸国のイタリアが連合国に降伏! 十一月にはなんと同盟国だったナチスドイツに宣戦布告! 昭和十九年七月にナチスドイツが降伏すると、 事もあろうに同じ同盟国の日本に宣戦布告! これに激おこなぷんぷん丸は風呂敷によるムササビの術にて、 まだ愛用の枕を持っているポチ丸や、 本場イタリアでお着替えセットを買いたいちゅう助と共に、 日本の中野学校からイタリアの羅馬(ローマ)まで飛んで、 イタリアの独裁者ムッソリーニに詰め寄った! 「おいムッツリスケベ!真っ先に負けたあげく、 何で仲間だった日本に宣戦布告なんだぷん!」 「日独伊三国同盟は!?」 「その軍服格好良いな!」 日本から来た三人の忍者に詰め寄られる、 かつてのイタリアのファシストであるムッソリーニは、 ワインを飲み女を侍らせながら答えた。 「だって連合国多いし強いし~ 私はもう首相辞めさせられちゃっているし~ こうやってワイン飲みながら女の子のおっぱい触る方が楽しー!」 「やだー!ムーちゃんたら♪」 名前に反してムッツリスケベでなくオープンスケベなムッソリーニを見た忍者達は、 「これは真っ先に負けても仕方ないなあ」と、 落胆しながらも納得した。 「まあまあ忍者の皆! せっかく日本から来てくれたんだし、 大イタリア帝国が誇るイタ飯を食べて行きたまえ」 「ぷんぷん!だから今は何で宣戦布告なのかと」 「ぷんぷん丸先生見て下さい! 見た事も無い御馳走ですよ」
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