【序章】

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厚い雲に激しく降る雨。 確か貴方と初めて会ったのも、こんな日だったよね? 「懐かしいな。」 黒い喪服に身を包み、とある墓石向かって手を合わせる。 今日は、大事な彼の1周忌。 さみしい。 「なんで私の為に犠牲に何か。」 貴方が使った術式、必ず探し出すから待ってて。 水色の宝石がついたネックレスを胸に誓った。 …
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