始まりの雨

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「んじゃ、ちょくら行ってくるから。禅、2人を頼んだぞ」 「かしこまりました。アキラ様」 「わかってると思うが、俺らが動いていることは他言無用だ。例えそれが親父でも」 「心得ております」 「アキちゃーん。何で竜ちゃんにまで秘密なのー?」 「かん太。あなたは知らないでしょうけど、、教団には警察上層部も関わっている、という噂があるんですよ。まぁ、あくまで噂ですが」 「えーーー、、、竜ちゃんのことは大好きだから、、、出来れば殺したくないなー」 (その覚悟も必要、、、か) 「アキラ?どした?」 「わり。なんでもねー。いくべ」 「そうだー!アキちゃんもケンちゃんも、今日はお仕事お休みだから拳銃持ってないよねー???僕の貸してあげる☆ 僕いっぱい持ってるから☆」 「いっぱいって!何丁持ってんだよ、、、」 「えー?みんな普段13丁は持ち歩くよね!?」 「、、、そのちっさい体のどこにそんな数の拳銃を隠し持ってんだよ。。。」 「まぁ、気持ちだけ貰っとくわ。 だってよ 俺らもこいつが無いと怖くて夜も歩けねえからな」 「あーーーいーけないんだーいけないんだー」 「とんだ不良警察官ですね」
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