0.5日目

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おはようございます 秋高に叩き起こされた春一です(真顔) ちなみに冬彦は昨日あのまま秋高の部屋に泊まりましたwwwwww メシウマ!!!! 「ハル、急がないと顔合わせ遅くなるよー」 「分かってるよー」 開いた扉から秋高が呼びかけるので返事をしつつ時計を見て急いだ カラカラカラ… ふいに後ろの窓が開く 振り向くと、昨日からお出掛け中だった愛猫のレンが窓枠に座っていた レンはお姉ちゃんが小さい頃から居る猫らしい 最初嫌われていた筈だったが両親が亡くなってからは何故か懐いてくれて、今では学校の時以外はほとんど一緒にいる気がする 毛はグレーでツヤツヤしていて、種類は雑種 ちなみに体格は大きいくせに俊敏な動きをする そんなギャップも可愛いhshs 「レン、おかえり お前が居なくてご主人様は寂しかったぞwww」 そう言ってレンの頭をひと撫でするとレンは目を細めて窓枠からベットへと降りる 疲れているのかすぐさま眠りにつく体制に入っている やばいwwwマジ可愛いwwwwww レンの可愛さに口角が気持ち悪いくらい上がるのを感じる 「ハルー冬彦怒っちゃうよー」 「すぐ終わらせる!!」 ニヤニヤしていた顔が一瞬で焦りに変わった 窓を閉めて急いで全ての支度を終わらせてリビングに走る 「3分で終わったぜ!!」 「遅かったな」 「お疲れ様www」 「5分っすよ、春一君」 リビングには秋高と冬彦、そして何故か犬飼先輩がソファに座っていた 「犬飼先輩?!」 「待ってたっすよー」 思わず二度見してしまった俺に犬飼先輩が手を振る 「なんで先輩が?」 「知ってる奴が居た方が佐藤が安心するだろう…ってことで俺が来たっす!」 犬飼先輩の真似からして魔王先輩あたりが言ったのだろうか 気遣いがイケメンすぎるわ魔王先輩www 俺が内心ウハウハしてると、 犬飼先輩は立ち上がって俺の傍に寄ってきた 「なんですか?w」 軽く見上げると、ニコニコしながら俺の手を取る犬飼先輩 なんぞwww 「早くしないと時間になっちゃうっすよ!」 ぐいぐい俺を引っ張る犬飼先輩によろけながらもついて行く 「あっ秋高、冬彦、行ってきます…っうわっ」 「いってらー」 「秋高、珈琲」 少し振り返って挨拶してみるも冬彦は完全に無視
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