0.5日目

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佳璃君の耳が赤くなったような気がする 佳璃きゅん、顔赤いのバレバレだぞぉwwwwwwwww ひゃっふぅぅぅぅぅ!!! ぐへへwwwwww 2人のやり取りをニヤニヤして見ていると不意に知らない声が後方から聞こえた 「「次は僕らの番だね」」 「うわっわっ!!!!」 ドキッ 予想外の方向からの声につい大声を上げて飛び跳ねてしまった。 振り向くとそこには幼い見た目の可愛らしい双子がいた。 アーモンド型の茶色い瞳。 2人共髪の長さはそこまで長くはないが、前髪は顎くらいまで長い。 見分けをつけさせる為なのか、前髪は右分けと左分けされている。 前髪にはキラキラした星型の飾りが着いたヘアピンが付けられていた。 うーん…可愛い… 溢れ出るショタ感が堪らん…!!! 「先に俺から! 俺は双子の兄の宮ノ下 尊(ミヤノシタ タケル)って言います。 中等部1年生です。 6番隊隊長を務めてます! 先輩、よろしくお願いします!」 敬礼をしながら笑顔で挨拶をする尊君は輝いて見えた。 ふんふん… 兄の尊君が右分けで、弟の方が左分けだな… 若干犬飼先輩っぽさを感じる人懐っこい話し方だが、犬飼先輩よりは大人しめな感じがする。 つか人懐っこい笑顔が眩しい…! 「じゃあ、次は僕。 双子の弟の宮ノ下 巽(ミヤノシタ タツミ)って言います。 尊と一緒に6番隊隊長を務めています。 先輩、よろしくお願いしますね。」 巽君はふわりと微笑む。 兄の尊君の元気な笑顔とは違う優しい笑顔だ。 巽君は天使かよ…!! 「よろしくお願いします!」 「2人は1年生ながら周りが注目するやり手の隊長だ。 俺や副委員長がいない時で何か困った時は2人に聞くと良い。」 満面の笑みで2人に会釈し返していると、尚人さんが補足を入れてきた。 1年生で可愛いのにやり手……だと…? おい!!誰だこんな美味しい設定を持った双子を産んでくれた親は!!!! ぜひ菓子折を持っていきたい!! 「え?俺は俺はー? 俺も、手取り足取り教えたげるよー?」 ガスッ ひょこっと竹原委員長の後ろからチャラ男が顔を出してきたが、肘鉄を喰らいまた地面に沈んでしまった。 ざまぁwww
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