タイムスリップ

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「なんでそんなにイケメンなの!? だから・・・な?いつもみたいに笑えって言ったあとにふって! ふって笑った顔がもう最高!! あああああああああなんで私がこのセリフ言われてるの!? 葵の上にいるのはあそこに居るような小柄で子犬系のかわいい男の娘がいるべきなんだよおおおおおお!! そこにいるすごいイケメンな攻めっぽい人でもイイ!! 立場逆転!?逆転しちゃうのか!?!? いや!でもやっぱり子犬君がイイね! 意地悪に笑う葵に言葉責めされて涙目で顔を赤くさせる子犬君!!ふああああああああああああ!!いい!!すごいイイ!! 想像しただけで鼻血が!! ってことで実際にやってみよー!!」 でた。 塚の乙女モード。 今日は一段とテンション高いな・・・ 実際にやってみようって言ってたってことは、またやらされるんだろうな・・・ 俺の予想通り、突然立ち上がった塚は俺の上から退き、さっき子犬系と呼んでいた男の子をグイグイ引っ張って俺の上に乗せてきた。 勿論その男・・・もう子犬でいいか。 子犬は抵抗したが、乙女モードにはいった塚の気迫に勝てなかった。 「な、何すんだよ!」 「もっちろん葵の上に跨って貰って言葉責めされて私に萌えを提供してもらうんだよ??」 「燃え・・・?いや、それよりなんで俺が好き好んでこんな男なんかの上にまたがんなきゃなんねー・・・ごめんなさい。乗ります。はい。」 「わかればよろしい。」 可哀想に・・・ やっぱり乙女モードの塚には勝てなかったか・・・ 一旦スイッチ入ると止まんないからなー さっさと終わらすためにも人肌脱ぎますか
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