壬生浪士組での生活

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「今からゆっくり説明していきますね?・・・鬼の副長さん? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「どうした?」 「・・・やっぱり面倒くさいので手っ取り早く説明していいですか?」 前言撤回し、ごまかすようにちろりと舌をだすと、ずるっと滑るような音が聞こえた。 土方殿もかくんっと肩を落としていて少し吹き出しそうになったのは内緒。 「こほん!・・・簡単に言いますと。 俺と塚は今の時代の人間ではありません。 違う時代・・・未来からきました!!」 「ほぉ?そうなのか・・・・」 「ってえええええええええええええええええええ!?」 一度頷いた土方殿は次の瞬間突然叫んだ。 それが予測出来ていた俺は余裕で耳をふさいだけど、 ほかの幹部の皆さんは俺が未来からきた事実よりも土方殿の叫び声に驚いたらしい。 ちなみに先程から黙り込んでいる塚も耳を塞ぎ損ねたのか、 肩がびくんと跳ねたのが視界の隅で捉えられた。
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