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「あと少ししたら案内を始めますので、あちらのお土産コーナーなどをご覧になってお待ちください」
「わかりました」
「あーーーーーー!!!」
「煩い」
すごいすごい!!
なんと!!憧れの羽織が売ってる!!誠の文字入り扇子が売ってる!
いやっほー!!買わなくちゃ!!なんだここは天国か!?!?
私は死んだのか!?
いや、今栞に叩かれたところが痛いから死んでないね!!
夢でもないね!!これが現実とか幸せすぎる!!
今なら死ねる!!いや。死なないけど!!
「あ・・・羽織」
「やったね!!早速見つけたよ羽織!!早速・・・ってあるぇ!?!?栞がいない!?」
え!?
さっきまで確かに私の隣にいたのに!?
どこいったの!?
「っていた!!」
良かったー!!
迷子になったかと思った!!
にしても、隣にいたと思ったのにいつの間にかお土産コーナーの前にいるよ!?瞬間移動!?
いやいや、ないない。
栞は、影薄いというか・・・気配がないというか・・・気がつかないうちに近くにいるとか、いなくなってたりとかよくあるんだよなぁ~
「ね!栞!何か買うの?」
「・・・羽織と扇子、あとお守り」
「そっか!じゃあ、私もそれ買おうかな!!いい??」
「いいんじゃない?」
やったー!!栞とお揃いのお守りゲット!!
羽織も買えたし!今幸せすぎてこわいわぁ~!
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