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「む、グランド、そのような堅いことを言うでない。ハイエルラの本能についてはヌシも知っているであろう。この者に下心などがあればユキヤは既にこの人間を殺している」
「ですが........」
「・・・・・二度も言わせるでないぞ、グランドよ。ユキヤはこの者を気に入っておる。加えて、我もこの者が気になるからユキヤの側使いにしようと申しておるのだ。・・・・・・・何か不服か?」
「・・・・いえ、何もありません」
・・・・・こ、こえぇ....!
ハイエルラって?とか本能?殺す!?っていう疑問よりも、ダンディなオジ様の言葉に雰囲気とか声音とかが変わったお父様、こえぇ................!!
グランド?さんだけじゃなくて、後ろの人たちも顔青くしてるよ......
俺の顔も青いだろうけど。
余談だが金髪美少年はどこ吹く風と言った表情。
つえぇwww
静かになった場に、お父様は二パッと笑う。
「誰も否の意思はないようだな。決定だ!早速神宮へ戻ろう!!ユキヤも寒いだろう?」
「コク)」
お父様に頷いておいた。
一応、今の俺の服、布切れ一枚なんだわwwww
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