第1章

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「あの~、ほのぼの和んでるところ悪いんですが、僕は一体どうなるんでしょう……」 コロされる心配はなさそうなんだけど…… 「そうだねぇ……まぁ、見られてしもうたからには、あんたも共犯ゆうことで、あんたちょっとアルバイトしなさいな」 「おっ、それ良いな。よし、今日からよろしく頼むぜ悠介」 いつの間にかお茶が酒に変わって、それを飲みながら僕の背中を叩くテラさん 「痛い痛いっ……ってかアルバイトって……」 まさか、暗殺の手伝いをしろ………なんて言わないよね 「そりゃ…殺しのさね」 「じ、冗談じゃないって!僕はまだ高校生だぞ!」 「なら、ここで人生終了になるだけさね」 畳の下から、拳銃を取りだしながらそう言う大家さん 「………」 それを見て、僕は絶句する 「……どうするかね?」 「雇ってください。」 僕はその場で土下座をする さようなら、俺の青春。 自分の命には変えられません 「ほーかね、ありがとう。死体処理はこの年では辛くてね。余計な手間がかからなくて助かるよ」 銃を畳の下に隠しながら、のんびりとした口調でそう言う はは………全然笑えない ほのぼのした雰囲気だけど、話してる事がバイオレンスなんだよ!ドメスティックなんだよ! ドメスティックバイオレンスだよ!←錯乱中 「おう、改めてよろしくな!新入り!」 湯のみに注ぐのが面倒になったのか、瓶から直接酒を飲みながらそう言うテラさん。 「……はぁ」 僕はこの時……すべてを諦めました
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