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赤司目線
赤:「はい?父さん何て?」
仕事中に父さんから1本の電話が事の始まりだった。
赤父:「だっから~、征ちゃんの婚約者お父さんの友達の娘になったって言ってるの」
このオカマ口調はどうにかならないのか……?結婚?冗談じゃない。
赤:「父さん僕……「征ちゃんお願い!!なんとかこの結婚を破談にして頂戴!!」
は??
破談にして頂戴??
遂に僕の耳も駄目になったか?
赤:「父さん、今何て?」
赤父:「だっから!!破談にして頂戴。は・だ・ん!!」
赤:「父さん破談にしていいならなんで受けたの。」
赤父:「良く聞いてくれたわ?あのね……」
父さんの話しはつまりこうだ。父さんの友達。美幸さんが僕を気に入り父さんに会ったところ、大層ブス……あ、いや、残念な方だったらしく、僕との間に産まれる子供は僕似じゃないと許さないらしい。で、父さんは忙しく手が回らないから美人な人を即座に見つけてこいとのことだった。
赤:「父さん、悪いけど僕は結婚な……「征十郎。私の言うことは?」
赤:「………絶対です」
赤父:「いやん♪征ちゃんいい子♪じゃあね?」
ッツーツー
赤:「はあ………」
今日ほどため息が長い日は久しぶりなきがするが、結婚相手。さて、どうしたものか…
僕は会社のロビーで話していた。車に戻ろうと会社を出たら……
ドンッ
??:「きゃっ!?」
赤:「っと、危ない?…うわっ!」
バターン
赤:「っ、あ、大丈夫ですか?」
僕の上にのっかかる女が正直鬱陶しかったが、まずわケガがないかを聞いたが……
??:「す、すみません?あ、あのごめんなさい?急いでいるので?」
女は謝りながら走って行った
僕の心配を無視して行くとは……面白い。っと、それどころじゃないな、僕は早く家に帰って父さんを説得しないとな…
赤:「よいしょ、……ん?靴……?」
僕は立ち上がりスーツの汚れをはらっていて気がついたことが1つ。
なぜ、
僕の足元に赤いハイヒールが落ちているんた?
まさか…………;;;
赤:「まったく、バカなのかあの人は…;仕方ない」
僕は片方だけのハイヒールを持って彼女を追いかけた。
そう。
これが僕達の
始まりだったね…。
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