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赤司目線
赤:「まったく、どこに行ったんだ?」
すぐに後を追ったのに見つからない。面倒なのはキライだ諦めて引き返そうとしたとき…
??:「あ、あの!やめて下さい?離して下さい?」
男1:「いーじゃねぇかよ~大体片方靴がない変な女に声をかけてやってんだぞ?おら、こいよ!」
??:「きゃっ、やめて?」
パシッ
赤:「止めなよ。見苦しいぞ?」
男1:「あぁ?んだよ、貴様、放せよ」
赤:「放すさ、お前が彼女から手を放したならな。さっさとしないとお前の腕が使い物にならなくなるぞ?」
男1:「プッ、お前みたいな優男になにがで………………い"いたたたた!!!!」
僕を侮辱するなら容赦しないと、力を込めてやったらお決まりセリフを吐いて逃げるなんてな。
赤:「大丈夫ですか?」
??:「あ、はい?ありがとうございました。って、あれ?貴方……」
赤:「あぁ、君が押し倒した者だけど?クスリ」
少し意地悪に言うと顔をリンゴの様に赤く染めた姿が不覚にも可愛いと思ってしまうなんて……
??:「あの時はすみません?えっと……」
赤:「はい。忘れ物だよ、シンデレラさん」
片足を、隠す彼女の前に僕は持ってきた赤いハイヒールをおいた
??:「!!、あの…わざわざ持って来てくださったんですね、ありがとうございます?」
花がほころぶようにフワリと笑う彼女を見て自然と僕の口は動いていた
赤:「僕と結婚しないか?」
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