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雅目線
赤:「好きだ」
この人は何を言っているんだろう?
私を、好き??
冗談は止めて欲しい。
赤司財閥の息子様のお遊びに付き合ってなんかられない。
男の言動ほど曖昧なものはない。
身に染みてる。…………筈なのに
何で貴方はそんなに真っ直ぐに私を見るの?
雅:「冗談は止めて頂戴、そんな嘘言わなくてもちゃんと3ヶ月間は守から…そんな事を軽々しく言わないで…」
元カレもそうだった。私が好き、愛してるといいながらアッサリ捨てた。
だから、私は二度と恋なんてしない。
赤:「冗談でも、嘘でもない。本当だ」
ドキッ
だから、どうしてそんなに真っ直ぐに見るの?
雅:「私は信じない。仮に本当だとしても受け入れられないわ」
そう、私は二度恋愛なんてしない。
赤:「いいだろう、3ヶ月間の間に君を僕の物にする。雅が僕から離れられないくらい好きにさせてあげる。僕にできないことなんてないからね」
どこまで勝手なのかしら;;…………でも、どうして?
雅:「自信過剰ね。いいわできるものならやってみて?私は二度と恋愛なんてくだらないことしないわ!」
赤:「フ、いいだろう。後悔しても知らないし放さないよ?」
雅:「っ、ええ!」
何でだろう
ほんの少し
ほんのほんの少し
ときめいた………
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