第1章

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雅目線 赤:「好きだ」 この人は何を言っているんだろう? 私を、好き?? 冗談は止めて欲しい。 赤司財閥の息子様のお遊びに付き合ってなんかられない。 男の言動ほど曖昧なものはない。 身に染みてる。…………筈なのに 何で貴方はそんなに真っ直ぐに私を見るの? 雅:「冗談は止めて頂戴、そんな嘘言わなくてもちゃんと3ヶ月間は守から…そんな事を軽々しく言わないで…」 元カレもそうだった。私が好き、愛してるといいながらアッサリ捨てた。 だから、私は二度と恋なんてしない。 赤:「冗談でも、嘘でもない。本当だ」 ドキッ だから、どうしてそんなに真っ直ぐに見るの? 雅:「私は信じない。仮に本当だとしても受け入れられないわ」 そう、私は二度恋愛なんてしない。 赤:「いいだろう、3ヶ月間の間に君を僕の物にする。雅が僕から離れられないくらい好きにさせてあげる。僕にできないことなんてないからね」 どこまで勝手なのかしら;;…………でも、どうして? 雅:「自信過剰ね。いいわできるものならやってみて?私は二度と恋愛なんてくだらないことしないわ!」 赤:「フ、いいだろう。後悔しても知らないし放さないよ?」 雅:「っ、ええ!」 何でだろう ほんの少し ほんのほんの少し ときめいた………
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