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暗い一室で椅子に座り頬杖を付き本を読んでいる青年が此方に気づくと本を閉じ柔らかい笑みを浮かべる
金「いらっしゃいませ、ようこそ【観測の間】へ…私はこの場の管理人の様な物をやっている金林檎と申します」
金林檎と名乗った青年は立ち上がり一礼し眼鏡を押し上げて柔らかい笑みを絶やさず言葉を紡ぐ
金「この【観測の間】はあらゆる歌劇を観測する場であります、貴方はどの歌劇をご覧になります?」
そして青年は五つの本を取りだし表紙を見せる
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