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本当なら危険人物に近付くなんてことはしない。
ヤクザなら尚更。
が、二人は全然分かっていない。先ほどから門の方から光る目が。
？？？「よう、明日香ちゃん、円ちゃん！」
？？？「おやおや～？休日なのにこんな場所に来てどうしたのかな～？」
？？？「いやぁ、今日も元気一杯だなー！おじさんと遊ぶかい？」
門からワラワラとむさいオッサン達が出て来る出て来る。
ものすっごい笑みが気色悪いの何の。
？？？「お前らな。出て来んな。とっとと戻れ」
シッシッと払おうとすると、二人はオッサン達に駆け寄った。
明日香&円「ちゃん言うな！！」
最初に二人名前を呼んだオッサンに飛び蹴りが炸裂。
男の大事な部分に諸に入れば悶絶である。
一人死亡。
？？？「な…何て……ことするんだ……。ふ、二人共…」
？？？「まだ息はあったか」
？？？「……人を…殺さんで下さい。若」
起き上がれないまま、こちらを何とか振り向く。
そして傍にいた者達に支えられ、ゆっくり、ゆっくりと立ち上がろうとするが、大分効いたようで。
再び地に崩れた。
？？？「そいつを中へ運べ」
？？？「分かりました」
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