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明日香「あー、楽しかった!そんじゃまた来るねー」
円「今度はお菓子もっと用意しといてねー」
たっぷりと遊んだ二人は、そろそろ帰る時間ということで、オッサン達に向かって元気良く手を振って門を出る。
いや、来なくていいという声をスルーして、バイバイする。
ボロボロにされたオッサン達も二人に手を振って、またなー!と口々に応える。
二人が見えなくなるまで門の辺りにいたオッサン達はやがて、ゾロゾロと中へと入って行く。
家の中は暴れたい放題で、どの部屋もぐちゃぐちゃのまま。
二人が帰った後で、後片付け開始。
派手にやってくれたな~と誰かが溢すと、餓鬼のうちは元気が一番!、いやいや大人しいとこがあるからあれは良いべっぴんさんになるぞ~の声があちこちから。
レイ(大人しくしてくれ。出来れば、此処にも来るな、と言っても聞きゃしねぇし。明日がくれば、どうせまた来るんだろうな)
ただ一人落ち込みを見せる青年は、自室へ戻って行った。
二人はまたやって来るだろうことを考えているとため息が自然と出る。
キラッキラな笑顔ではしゃぐ二人を思い出しつつ、一日は終わった。
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