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それからあっという間に3学期がきた。
あたしと亜紀斗は椿と聖也を見送りにおっさんから強制的に公欠を取って空港に来ていた。
ついでに休学中の葵も来てくれた。
椿と聖也が留学する理由を聞いてみたら、椿はドイツの食文化をもっと知りたいらしく、聖也は音楽のジャンルを広げたくて行くんだとか。
椿「何か悪いな、わざわざ来てくれるなんて。」
柚「気にしなくていいよ。どうせ公欠だし。」
葵「俺も今日だけ昼間空けてもらったから大丈夫だぜ。」
聖「悪いな、本当に。」
しばらく楽しく話をしていた。
とうとう2人の搭乗時間がやってきた。
椿「じゃ、そろそろ俺達行くよ。」
亜「2人共気をつけていってきて下さい。」
聖「あぁ。」
椿「うん。」
2人は手を振りながら搭乗口に向かっていった。
葵「とりあえず動くか。」
亜「どうします?」
柚「ご飯食べに行く?」
葵「そうするか。」
あたしと亜紀斗は近くのファミレスで食事をしてから学校に戻った。
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