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「変わっていない」なんて、これほどに悲しく虚しい言葉は他にない。
少しずつ傷が癒え、今の俺は、ちゃんと１人の女性を愛せるようになったはず。
だけど、そんな俺の変化に、きっと笑美は気付いていない。
―――どうすれば伝わる？
伝えたい。
わかって欲しい。
多くを求めはしないから。
たった唯一、俺の気持ちを信じて欲しい。
もう、そう願う事すら許されないのか？
ずるく自己中心的な過ちを犯してしまったばっかりに……。
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