誤解という名の罪と罰

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「雄哉……?」 彼女に名前を呼ばれた。 その声と同時に、目の前にいた笑美の表情が怪訝そうに歪む。 「何、あんた? 彼女できたの? 本命とはちゃんとこういう所に来るんだ?」 彼女はちらりと笑美の方へ視線を向け、興味有り気に言葉を続ける。 「ふぅん……、可愛い子。 ねぇ、どこで知り合ったの?」 「……うるせぇ。 なんで今、こんな場所でこんな話をしなきゃならねぇんだよ!?」
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