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「そう……、誘ったのは私。
だけど、雄哉は何も変わってない……!!」
笑美に起こった変化。
それは、ずっと立ち止まり動けずにいた俺の精神を遥かに追い越しているからなのかもしれない。
出会ったころの笑美は、ほとんど男を知らない無垢な存在だったはず。
簡単に騙せて、自分の意のままに操作できた。
でも、今はそうじゃない。
彼女は女として成長した。
だからもう、煮え切らない俺のお遊びには付き合えないって事なのだろう。
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