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結「まてまてまて!そんな大事な話、朝に聞いてないぞ」
テーブルにだらけきって伏せてる姉さんに近づく。
涼香「えー知らないよー。そんなのー」
結「それはこっちのセリフだって!」
そんな大事なことを聞いてたら玄関で頭突きなんかされなかったし、変な夢も見なかった。あの不幸な事故を最初から回避できたというのに。
涼香「あっ、」
姉さんがパッと顔をあげた。
涼香「そういや朝稽古のとき聞いたんだわ」
そういやそうだと笑って話す
俺は軽く頭を抱えて納得した。あのじいさんの子の子はやはり同じなんだ。片方は当日の朝に大事なことを伝えるし、二人で関係者に伝え忘れるしで。
これはもうしょうがないっと落ち着かせたところで、
真奈美「今日からよろしくね、結くん」
にへへと、真奈美が笑う。
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