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結「真奈美。なに食べたい?一応食材買ってきたから、ある程度なら作れるけど」
真奈美「えっ、あたし?」
のんびりしてる真奈美がゆっくりこっちをみる。
真奈美「あたしはいいよ。これからお世話になるし」
結「いいよ、遠慮しなくても。むしろ好きな料理知ってるほうがこれからやりやすいさ」
真奈美「そう?じゃあねぇ…」
ちょっと悩んでは嬉しそうに、
真奈美「オムライス」
とゆっくり一言。俺もつられたのかわかったよと、ゆっくり言って台所にいく。
俺の部屋でゲームをしてるりんごをよそに、作り終わった料理を真奈美と並べる。
真奈美「わー。結くん料理上手なんだね」
まだ並べただけだというのに、はやくも口にだしていた。
結「まだ食べてないのに何いってんだよ」
真奈美「だって見てるだけでヨダレでちゃうし」
作ってる側からすれば嬉しいことばだ。耐えきれずにやけてしまう。嬉しくてちらっと真奈美を見ると口元がビミョーに光ってた。
結 (本当にヨダレでてたのか)
いらないことに気付いてしまったようだ。
そしていただきますをして食べ始めると、
真奈美「おいしー!」
とリスのように口一杯にオムライスをほうばって嬉しそうにたべてくれた。横の姉さんもまた俺の自慢をしながら食べていたけど、楽しく夕飯が終わった。
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