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仁「涼香と結は朝の抱擁が多すぎするんじゃ。ちっとはわしにも抱きつかんかい」
さあ!と、腕を広げて抱きつかれる体制にはいる。
涼香「あたしは自分からダンプカーに突っ込みたくはない」
…その発言には大いに賛成だ。がっしりとした体つきの大男が両手を広げただけでも圧巻なのに身長も二メートルときたら押しつぶされてしまう。
おもいっきり抱きつかれてもしたら口からあらゆるものがとびだしてしまうわ!
仁「しゃーないの~。じゃあ、結。ん!」
いつのまに、姉さんのソーセージをつまんだのだろう。
じいさんも姉さんと同じように汚れた手を差し向けたのだ。
結「……」
さすがの俺もこれはタオルでふきたくない。黙ってタオルを手のひらに置いてあげた。
仁「なんじゃ~。いけずじゃのう~」
大男がくねくねするのを、俺はどう対処したらいいかわからなかった。
涼香「つーか、じじー!あたしのソーセージくったろ!」
仁「御前がいえたことではなかろー!」
年の差約60…このしょーもない茶番から浜丘家の朝がはじまってく。
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