8人が本棚に入れています
本棚に追加
りんご「…そろそろいかないと」
結「ああ、そうだね」
俺らがいくと、りんごも携帯を閉じて一緒に行く。
涼香「いやーやっと今年から咲も一緒に学校いけるなー!」
りんご「そーだね。家は隣だから毎日のようにあそんでたことはあったけど」
ケータイをしまってるとりんごもそれなりに話す。声のボリュームは大きめの姉さんとは違って小さいままだが。
結「というか、勝手に俺の部屋でゲームしてたけどな」
りんご「それはしかたない。最新機種があるのがいけないのだ」
へへへと笑われる。
涼香「別にいーじゃないか、それぐらい。なー?」
りんご「ねー」
ふたりとも見事に頭を同じ方向に傾ける。。
なぜなんだろう。物静かな年下にもいじられてしまうというのは。この二人は真逆の性格というのにほんと息が合いすぎてる。
結「でも、部屋入った瞬間ゾンビの頭が爆発するのはやだな」
そう。以前は帰った時にりんごが喜んでゾンビの頭をショットガンで撃ち抜いてたのだ。
涼香「…それはやだな」
ホラーものが人並みに苦手な姉さんもこれには同意してくれた。
りんご「えー…たのしーのになー…」
結&涼香「…………」
物騒な年下である。
最初のコメントを投稿しよう!