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一応どういう部活なのかを見にいく。
ダムダムとボールをつく音が聞こえてくる。
それとともに、掛け声もしっかりしている。
あたしと百合はこっそりと覗いて見ていた。
すると、部長らしき人がこちらに気付きわざわざ練習を抜けてくれた。
「マネージャー希望??俺は部長の財部 圭太。よろしくな!」
「はいっ、マネージャーになります。白川 陽奈です。よろしくお願いします!」
「同じくマネージャーになります。酒井 百合です。よろしくお願いします!」
財部先輩は、うんうんと頷いてにっこり笑った。
「じゃー、早速だけどタイマーしてくんない?2人とも初心者??」
「私は経験者です。だから百合にも教えるので大丈夫です!」
先輩は助かる、じゃ練習に戻るな?と言って行ってしまった。
「百合~、行こっか?」
うん、と小さく頷く百合…
もしかして…
「百合さ、財部先輩のこと気になる?」
百合はまた小さく頷く。
「そっかそっか!応援するよ。」
「ありがとう。」
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