ナツの魅力

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「てかさぁ~?この人がダンナさんなの?」 「ん?ああ、りょうってんだ。」 「普通過ぎじゃないの~?」 「あ!それ私も思った!アハハ!」 すみませんね、普通で。 「ちょっと待て、りょうをバカにしてるなら怒るぞ?」 「あ!ごめんね!違うよ!」 「うんうん!別にバカにとかじゃないから!」 「そうか、ならいいさ。サンキューな。」 その言葉を聞いてナツの周りにいた子は去っていった。 俺「別にバカにされても気にしないけどね。」 「私が気にするんだ。ほれ、もうすぐで買えそうだぜ?」 あんなに長かった行列がほぼ無くなっていた。 二人で別々の物を頼んで近くのベンチに座った。 「あいつらのおかげで、暇つぶしになったわ。」 そう一言だけ言ってクレープを食べ始めるナツ。
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