意外性

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俺「そう言われると、俺の存在を否定されてるみたいだねぇ?」 「お前は存在してるし、否定してねぇよ。 ただ、人には向き不向きがある、 出来る人間と出来ない人間が居るんだ。 なら出来る人間が出来る事をすればいいだけだろうが?」 それでナツは自分に出来る事をしてると。 俺「ナツは大人だねぇ。」 「好きな相手と一緒に暮らすってのは、 そういう事だろ。」 なんか、俺は何もしてないって感じですね。 俺「はぁ、俺に出来る事ってないのかねぇ。」 「りょうは料理をしてるだろうが?」 俺「料理しか、してないよ。」 「それは私には出来ない事なんだから重要だろ?」 俺「重要ではないねぇ、コンビニでとか外食で済ます、 そういう事だって出来るんだからねぇ。」 結局はナツに甘えてるだけかもね。
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