30人が本棚に入れています
本棚に追加
/320ページ
俺の伯父は刑事だから、一応内密でと言って話はしてある。
この野良猫の事、何かわかるかもしれないしねぇ。
おっと、そろそろ仕事に行く時間だな。
俺「俺は用事があるから行ってくるよ。
誰かが来ても出ないでね?大人しく待ってられる?」
「バカにしてるのか!さっさと行きやがれ!」
威勢だけはいいんだよねぇ。
でも、口が悪いのはなんとかならないもんかねぇ。
まぁ、あの感じなら家で大人しくしてそうだ。
さてと、仕事、仕事っと。
俺のやってる仕事は、真っ当な仕事とは言えない。
まぁ、何が真っ当で、何が真っ当ではないかなんてものは、
人それぞれ違うし、気にしてないけどねぇ。
カランコロン
俺「どうもっす。」
「いらっしゃい、真田君、今日も面倒なお仕事で申し訳ありません。」
俺「いえいえ、お金もらってるんで。」
「ところで、あの野良猫さんはどうですか?」
まぁ、この中国人らしきワンさんに診てもらったし、
隠す必要はないかぁ。
俺「一応は、元気っぽいです。」
嘘ではないよねぇ。
最初のコメントを投稿しよう!