野良猫

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俺の伯父は刑事だから、一応内密でと言って話はしてある。 この野良猫の事、何かわかるかもしれないしねぇ。 おっと、そろそろ仕事に行く時間だな。 俺「俺は用事があるから行ってくるよ。 誰かが来ても出ないでね?大人しく待ってられる?」 「バカにしてるのか!さっさと行きやがれ!」 威勢だけはいいんだよねぇ。 でも、口が悪いのはなんとかならないもんかねぇ。 まぁ、あの感じなら家で大人しくしてそうだ。 さてと、仕事、仕事っと。 俺のやってる仕事は、真っ当な仕事とは言えない。 まぁ、何が真っ当で、何が真っ当ではないかなんてものは、 人それぞれ違うし、気にしてないけどねぇ。 カランコロン 俺「どうもっす。」 「いらっしゃい、真田君、今日も面倒なお仕事で申し訳ありません。」 俺「いえいえ、お金もらってるんで。」 「ところで、あの野良猫さんはどうですか?」 まぁ、この中国人らしきワンさんに診てもらったし、 隠す必要はないかぁ。 俺「一応は、元気っぽいです。」 嘘ではないよねぇ。
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