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神様は、人間が嫌いだった。
人間は、裏切るから嫌いになった。
ある時、1人の人間が神様に、願いを聞いてもらった。
「幸せに成りたいです」
そう頼んだ。
神様は、幸せにしてあげた。
処がまた、頼み事を言う。
「裕福に成りたい」
また、願いを叶えた。
願い事が、沢山届く。
神様は、1人しかいない。
願いは、どうなる。
どんどん溜まる。
人は、考えた。
神様を増やそう。
あらゆる物が、神様になった。
星、山、太陽、古木、巨石、等々。
人間は、虚空の物に願いを託す。
神には、
祈りを捧げるものだった。
お供えも捧げ、神を楽しませた。
地方の人口が減った。
祈りを捧げる事が、出来なくなってしまった。
神は、人間に御願いする。
祈りを捧げてくれと
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