第1章

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その頃の夫には前に乗っていた車のローンがまだ残っていた。 そして、夫の生命保険やらも姑の口座引き落とし。 その分も別に払う。 金額1万5千円 でも受取人姑なんだよね… 10万以上を姑に払い、手元に残った中から、車のローン、車の保険料払う。 そして、夫の小遣い、煙草、○○樹のミルク、オムツ だから、1万はかなり痛かった。 ちょっと夫に、 「こっちもそれなりに苦しいんだけど…タバコちょっと本数減らして貰うことになるかも..」 それに夫キレた。 「だったらお前の娯楽をなくせばいいだろ」 「私の娯楽?私に何の娯楽があるって言うの?娯楽にお金使う余裕も暇もない」 「知らね。そこやりくりするのが主婦だろ」 何だか悔しいやら、悲しいやらで涙止まりませんでしたよ。 脱衣所で電気もつけぬまま泣いた。 顔洗っても洗っても止まらない涙。 いったいどのくらいの時間そうしてただろう。
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