第一章 崩壊

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『明菜(あきな)…私が死んだらこの指輪を肌身離さず付けること。それが貴方を守るから…』 『お母さん!!」 まだ私が中学生になったばかりの頃、母は私に指輪を残して亡くなった。 父は小四の頃にすでに他界しており、私は身内もいなく、両親が残してくれた遺産で私の強い希望で思い出の詰まった一軒家で過ごしている。 現在高校一年生。高校に入ってからはバイトをしながらこつこつとやってる。 なんともない日常…なんだけどね、ある一点を除けば。
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