第一章 崩壊

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「わりぃ、お願いできるか?」 「言われなくてもやりますよ。」 私は制服の内ポケットから水色の扇子を取り出す。 そして扇子を悠太に向ける。 『闇を払え、光へと誘え!!』 母から教わった霊を払う言葉。 そして母から受け継いだ水色の無地の扇子。 言葉と同時に扇子は光出し、悠太に憑く霊を払う。
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