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「そこまで、嫌か?フッまぁいい。なかなか堕ちない方が面白い。じっくりと落としてやる。」
え~と、ですね。つまり
「私はここから出られない感じ?」
「嗚呼。何せ、貴様は人間のくせして黒目黒髪で身体能力が妙に高い。よって、貴様は帰すことは出来ないな。」
ふーん。じゃあ、この世界の人間には黒髪黒目がいないってことか。
あと、身体能力が高いって。
この世界に来て上がったって事?
通りで、虎とかドラゴンとかの攻撃を避けられた訳だ。
ってか、帰す事は出来ないって、ずっとここに居ないといけないって事か。
ん?待てよ?
「じゃあ、私、ここに住むって事?」
「まぁ、そうなるな。まぁ安心しとけ。ちゃんとした部屋を用意してやるから。」
よっしゃ!
思ったよりも、いい寝床GET♪
あ、でも、一つ
「あんたいい加減、離れてよ。鬱陶しいから。それでアゼルさんでも抱き締めて来てよ。」
魔王ずっと抱き締められたままだったからね。
気色悪いったらありゃしない。
「フッ随分と偉そうな猫だな。まぁ、これからじっくり俺様が可愛がってやるよ。」
魔王が耳元で囁いて、離れていった。
正直言って、キモい。
「魔王様wwwあの、やっぱり俺様っていうの小者感ハンパないですよwwwあ!!まぁ、魔王様wwは小者だから、似合ってはいますけどねwwwあと、攻めるならアゼルさんにして下さいよ。あ、あと寝床ありがとうございます。」
バタン
へ、言い逃げ成功だぜ♪
後ろで
「俺様はそんなに小者なのか…」
って声がしたけどスルーだねwww
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