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僕は大熊を倒した後、あることに気が付いた。
大熊の出てきた穴の横に石板があった。
そこにはこう書かれていた。
「□▽◇○□□▽◎△◇□○」
字が汚すぎて読めなかった。
しかしここに、こんな物があるのは偶然ではない。
おそらくこの神社を作った人が書いたんだろう。
何を伝えたいか全くわからないゲド。
ハク「クロ、この石板に書いていることは、もしかしたらクロの妹の事が書かれているかもしれないよ。」
クロ《本当か!》
ハク「確信はないけどね。……ねぇ、クロ、僕もクロの妹を一緒にさがしていい?」
クロ《どうして、どうしてそこまで俺に優しくするの?俺ハクに何もしていないのに。》
ハク「僕はハクの味方だよ。クロの喜びは僕の喜び。一緒に探しにいこ。」
クロ《うん、ありがもう、ハク。》
クロの笑顔は今までの中でとびっきりの笑顔だった。
も、
も、
ハク「萌えーーーー!!!」
クロ「わあッ、ちょっ、離せ!ぐ、ぐるちぃい。」
その後僕はクロに何度も土下座をして、キャンディーでやっとご機嫌をとって貰えた。
美味しそうに食べるクロも可愛いかった。
はぁー、僕、キャンディーになりたい。
ハクはクロのことになると変態じみる。
こうして、ハクとクロは深い絆で結ばれた。
あの後、クロは体の大きさを自由に変えられるので、ハクは4メートルのクロに乗って帰ったそうだ。
大きくてかっこいいクロにハクはいうまでなくメロメロだった。
第三者が見れば呆れを通り過ぎるだろう。
家に帰ったハクの腕の中にいるクロを見たルースは驚いて事の事情を聞いた。
まるで捨て犬を見つけて可哀想だから拾ってきた少年みたいでルースはとても微笑ましいかった。
クロを飼うこと良いしたが、ルースはのちにこう言う
ルース「構ってもらえなくなった……」
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